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  3. 原鶴温泉

筑後エリアの名所「原鶴温泉」

福岡県内にある温泉として最も有名なのはやはり
「原鶴温泉(はらづるおんせん)」です。

原鶴温泉とは福岡県朝倉市内にある温泉のことで、
エリア的には筑後地域のかつて筑前と呼ばれていた場所にあります。

位置的には福岡市からやや南側に進んだところで、アクセスには
西鉄電車や西鉄バスなど複数の経路から訪れることができるようになっています。

原鶴温泉のある朝倉市といえば日本でも有数の古い遺跡が残る場所であり、
かつて卑弥呼が治めた邪馬台国の所在地としても有力視されています。

地理的にも九州・福岡の生活を支える筑後川に囲まれた中洲に位置しており、
非常に地理的な条件に恵まれた場所としても知られています。

温泉の名称となっている「原鶴」とは、
この温泉が初めて発見されたとされるときの伝説によったもので、
鶴が河原で湯浴みをしていたところで温泉を発見したということから
そう呼ばれるようになったとされています。

鵜飼が行われる温泉地としても有名

鵜飼といえば岐阜県の長良川が有名ですが、
福岡県朝倉市にも同じような習慣が残っています。

原鶴温泉はこの鵜飼が行われる温泉地としても全国的に有名になっており、
筑後川に浮かべた舟の上から鵜を放し魚を採らせるという
今では大変に珍しい風景が今も続けられています。

原鶴温泉での鵜飼は毎年5月20日を解禁日としており
10月中旬までの限定期間で行われています。とられる魚は鮎で、
観光希望者は屋形船に乗り筑後川の上から別の舟に乗って
鵜飼をする様子を見物することができます。

日本におけるの鵜飼の歴史は大変古く、
古事記や日本書紀に記載されている狩猟の方法です。

朝倉の鵜飼は平城京の遺跡から発掘された木簡に記録があり、
それ以前からもなされていたことを思えばまさに日本有史以来の
風習というふうにも言えるでしょう。

かつては鵜飼をするときには灯りとしてかがり火を使用していたのですが、
現在では観光しやすいように電灯が使われるようになっています。

約1時間くらいの短い観光ツアーなので、
原鶴温泉を訪れたときには一度は見てみることをおすすめしたいです。
観光の申込は原鶴温泉旅館協同組合を通じて簡単にできます。

原鶴温泉の泉質と効能

原鶴温泉の特徴は豊かな湧出量と、
人体に大変よい影響を与えてくれる恵まれた泉質です。

原鶴温泉の効能を「W美肌の湯」と呼ぶこともあり、ph8前後で安定した
弱アルカリ性のお湯はゆっくりとつかることで皮膚表面の古い角質を取り除き
しっとりとしたなめらかな肌を作り上げてくれます。

「W美肌の湯」と呼ばれる理由はこの肌にとって丁度よい弱アルカリ性とともに、
単純硫黄泉による美肌効果があるためです。

硫黄泉は古い角質の除去とともに皮脂の除去、それに角質内部にあるメラニン色素を
取り除くこともできるとされているので、温泉に入ることで肌のくすみやシミがとれて
肌全体の美肌効果を生み出すことができるというわけです。

硫黄泉の場合あの臭いがちょっと苦手という人もいるでしょうが、
原鶴温泉の硫黄泉は強烈なものではなくほんのりと温泉の香りがするという
非常に心地よいものとなっています。

温泉からの香りがそのままアロマテラピー効果もあるとされており、
直接お湯にはいるだけでなくその地域でのんびりとした時間を過ごすだけでも
十分に温泉の効果を得ることができます。